Tagbangers Blog

Blog

RADIUS(Remote Authentication Dial In User Service)とは

ユーザがインターネットに接続する際に主に利用される認証プロトコルのようです。 プロバイダ契約をした時にインターネット接続アカウントが発行されますが、そのアカウントの認証ですね。 認証だけでなく、課金管理の仕組みも備えており(主にアカウンティングと呼ばれる)、ユーザがいつ接続していつ切断したか、というログが記録されるようになっています。このログを利用すれば、ユーザが現在接続中かどうかもおよそ確認することができます。 インターネットが普及し始めた頃は定額制ではなく、従量課金制だったためそのような機能を備えているものと思われます。 認証・課金における登場人物は、ユーザ、RADIUSクライアント、RA...

ISMS取得までの軌跡 その1

ISMSの取得までの軌跡 弊社がISMSを取得するまでの流れをブログで掲載したいと思います。 既に作業も中盤と行ったところですが、やるべきことが結構あってなかなか大変です。 取得までどのようにやっていったのかなど、あまり表に出るような内容でもないので、今後これを見た方が参考になれば幸いです。 ISMS取得の経緯 元々取得は予定していましたが、1年近く前倒しでの取り組みとなりました。 ちょうどその年にベネッセ個人情報流出事件があり、弊社取引先から取得を行って欲しいといった要望をいただいたのがきっかけとなります。 お客との取引の要件にISMSやプライバシーマークの取得なども増えてきたのも一つの要因...

Hibernate ORMをReferenceを読みながら試してみる-2

前回の続きを書きたいと思います。 今回は前回使った「Hibernate Getting Started Guide-4.3.8.Final」の 「Chapter4. Turosial Using the Java Persistence API (JPA)」をやってきます。http://docs.jboss.org/hibernate/orm/4.3/quickstart/en-US/html/ch04.html JPAとは JPA (Java Persistence API)とはオブジェクトの世界からリレーショナルの世界へ、あるいはその逆への変換を行うためのAPI。 HibernateはJP...

エンジニアサポートCROSS 2015 に参加させて頂きました!

29日に横浜港大さん橋ホールにて開催された、エンジニアサポートCROSS2015に参加させて頂きました! 少しですが会場の様子をご紹介します。 大会場のスクリーン。 エンジニアだけでなく、デザイナーの方々もちらほらお見かけしました。 スピーカーの方々の業界あるあるや、普段の業務での工夫など興味惹かれる内容も盛りだくさんでした。 (せっかくなので札束風呂にも入っとけば良かったな、、と少し後悔しておりますw) 人気のセッションは満席のところも。 立ち見する方々も沢山いらっしゃいました。 大きなスクリーンに弊社ロゴ発見。 弊社プロダクトのフライヤーも配布させて頂きました。 今年はもっと沢山の方々へご...

​Spring Cloud for Amazon Web Services に PullRequest してみた

前回の Thymeleaf に続く PullRequest シリーズです。 今回は Spring Cloud for Amazon Web Services に PullRequest してみました。 Spring Cloud for Amazon Web Services ってなに? Spring Cloud のサブプロジェクトで、AWS を使った開発を簡単にしてくれます。例えば、メッセージやキャッシングAPIなど、Spring のお作法で AWS の機能が簡単に使えます。 特に自分が気に入ったのは、SimpleStorageResource クラスですね。 このクラス自体は、Spring ...

Hibernate ORMをReferenceを読みながら試してみる-1

社内勉強会でHibernateについて学んだので、復習しながらまとめます。 Hibernateとは? http://www.techscore.com/tech/Java/Others/Hibernat... んー。Java初学者の私にとっては少し難しですが、ObjectとRDBを上手く関連づけて、 わざわざinsert分を書かなくても、Hibernateが上手く処理してRDBに格納してくれるイメージでしょうか。 今回はReferenceを読みながら、 1.1. Part 1 - The first Hibernate Applicationをやってみます! version: 4.3.8.Fi...

CVE-2015-0235(GHOST)脆弱性対応について

CVE-2015-0235 GHOSTなる脆弱性が報告されましたね。 http://www.openwall.com/lists/oss-security/2015/01/27/9 AWSを利用している場合の対応について、取急ぎ判明している所までまとめます。 まず、AWSのセキュリティ情報の速報ページですが下記になります。 http://aws.amazon.com/jp/security/security-bulletins/cve-2015-0235-advisory--ghost-/ 2015/01/28 15:00時点の段階では、 Amazon Linux AMI はglibcのアップ...

Spring MVCでリクエストヘッダを見てマッピングする方法

Spring MVCでリクエストヘッダをマッピングの条件とする方法を調べてみました。 consumes: リクエストヘッダのContent-Typeをマッピング条件として絞り込む @Controller @RequestMapping(value = "/pets", method = RequestMethod.POST, consumes="application/json") public void addPet(@RequestBody Pet pet, Model model) { // implementation omitted } produces: リ...

ThymeleafでSpringの環境変数を使う

@の後ろにBean名をつけることで、そのBeanにアクセスすることができます。 *ThymeleafでSpringのpropertyファイル(application.propertiesなど)に記述している変数を利用したい場合 ${@environment.getProperty('property.key')} *環境ごとに表示を変更したい場合 This is the production profile or This is the production profile という形で利用できます。 ちなみにシステム環境変数を利用する場合は、以下のように書...

SourceTree の Git のバージョン

SourceTree が使用する Git はシステムでパスを通した Git が使われているものだと思い込んでいましたが、SourceTree は Git を内包していて初期値はそれを参照しているんですね。 ツール>オプション>Git からそれが確認できます。 今回、Git のバージョンが原因で clone が途中で落ちてしまうという現象にはまっていました。 上記オプションで「システム Git を使用」に変更して、めでたく解決。。 内包している、 1.8.3 から 1.9.4 に変えました。 検証環境 Windows7 SourceTree 1.6.11.0 Git 1.9.4-preview