Tagbangers Blog

AWS Cloud9 が使えるものなのか試したい

なぜ Cloud IDE を使いたいのか。

コロナによる自粛のため、タグバンガーズでもリモートワークを行っています。

リモートワークでの問題の一つにコミュニケーションの取りづらさがあります。
隣にいるのとはやはり違いますよね。。
そこじゃなくて”ここ”みたいなことを画面越しにやるのは結構面倒です。

共同編集が出来る Cloud IDE であればその問題も多少軽減されるのでは?
ということで触ってみて使えるのかどうか見てみましょう。

AWS Cloud9

Cloud9 は東京リージョンにも対応しています。
2019年4月には対応していたので1年以上前ですね。

Getting Started がありますが、たぶん簡単に作れるはずなので気にせず始めてみましょう

Create environment をクリックすると設定にうつります

Cloud9 環境の名前と説明を入れて次へ

Environment type

新規に EC2 インスタンスを作成するか、既存のインスタンスを使用するかを選択できます
既存のインスタンスを使用する場合、EC2 以外のものでも OK で、 SSH で接続さえできれば何でもいいみたい

Instance type

今回は新しくインスタンスを作ってみるので、インスタンスタイプを選択します
どの程度のパフォーマンスが必要なのかでインスタンスタイプを選択する必要がありますが、
はじめてなので、t2.micro を選択

Platform

好きなほうを選択しましょう
今回は Amazon Linux でやってみます

Cost-saving setting

これは、Cloud9 を終了したときに、インスタンスを休止するまでの時間です
EC2 は稼働している時間お金がかかるので、使わないときは止めといてあげるよ、という優しい設定です
デフォルトの30分で

それ以外の項目もデフォルトの設定で次へ

レビュー画面が表示されるので確認して、作成!

環境準備してるからちょっと待て。と言われたので、コーヒーでも入れようと思っていたら以外に早くできました
2-3分くらいだったと思います

GitHub からソースを clone したり、Maven コマンドでビルドしたりやってみました。普通にできます。すごい。
ただ、Java7 だったり諸々設定は必要です。チームで活用するのであれば チーム標準 AMI 用意するなりにこの工程は省けそうです。

ただし!ただしです。そんなことよりも Java を書くのは辛い。

  • 補完されない
  • シンタックスハイライトがしょぼい
  • Library のコードも簡単に参照できない
  • call hierarchy など hierarchy 類ももちろんない

などなど、 IntelliJ に飼いならされた私にはとてもコードが書ける環境ではありませんでした。
(あまりに使えなくて、キャプチャとるのわすれてます。

あとからドキュメント見ていて見つけたのですが、「AWS Cloud9 Integrated Development Environment (IDE) の言語のサポート」をみていると、
Java はコードヒントなし、デバッグできず。でした。残念。

これだと、画面共有してもらったほうが絶対に良いなと思ったところで終わります。今後に期待 ★★☆☆☆

ちなみに、

まとめ

  • 安い(最小構成でもいけそう
  • Cloud9 自体は無料
  • 準備めっちゃ簡単
  • Lambda との連携便利そう(本記事ではふれてもいないけど
  • コラボレーションできる!(ためしてないけど
  • Jave な人向けの IDE としては非常にしょぼい
  • しょぼい。。

ちなみに、つかわなかったら止まっていました

おまけ