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AWS SUMMIT Tokyo2016!!


こんにちは。ナミキです。
1週間経過してしまいましたが
6月1日~3日に行われたAWS SUMMIT TOKYO 2016 に参加してまいりましたので簡単に報告と感想を。


-6月1日(水) APNミーティング
AWSが今年のハイライトとして挙げた項目が以下の4つ
1.IoT
セッションの外に設置されていたブースも、IoT関連が非常に多くAWSとしても推していきたいというのが目に見えてわかる内容でした。
2.Go Global
要は海外!です。
3.認定資格取得の取り組みと人材の価値向上
パートナーのダウングレードも今年から行われるみたいなので、そうならないように認定試験合格を。。。
4.データベース マイグレーション
Auroraが伸びているみたいです。


-同時通訳キーノートセッション
通訳の方の鼻息が荒く(はあはぁ・・・とずっと呼吸が辛そうな吐息でした)
また、同時通訳を現場で聞くのが初めてだったので、字幕映画に慣れている人間としては頭に入ってくるのが非常に難しかったです!


-6月3日(金)


・IoTプロジェクトは何故失敗するのか?
「出る前に負けること考えるバカがいるかよ!」と、某名言が聞こえてきそうですが
今後大きくなる市場で、関わってくることも多い(希望含む)ので
事前に聞けることは聞いておこうと、参加してきました。

注意点としては
-技術的な側面 ⇒ 総合的な視点
-ビジネスの側面
・儲かるビジネスモデルを関係者全員が描いて共有することができないと失敗する(感想:これはどのPJも一緒かな)
・データを収集する仕組みを作りました! ⇒ さあ次は!?をちゃんと描けているか?
・「何」と「何」を繋げると効果を生むか。技術的にはコストや難易度を度外視するとどれでも実現可能なのでより効果的なものを生み出す必要がある。
・効率化の仕組みだけではなくて、収益化の仕組みを構築できるか?
・既存ビジネスモデルの否定、再構築
・部署レベルの取り組みでは収まらないことが多い ⇒ ボトムアップを得意してきた日本的企業と意思決定プロセスと非常に相性が悪い。


絶賛成長中!の市場であるだけに、非常に多くの課題があることを認識させられました。
実現に向けたプロセスは多様にあるが、ゴールを共有すること関わっているメンバーのベクトルを一致させること。
既存のPJでも同じ課題がありますが、特にその色が濃く出るようです。

・おいしいイチゴの作り方(意訳)
美味しいイチゴを作り出すのは非常に難しく、1年中美味しいイチゴを作ることができる農家さんは
非常に稀で、その職人さんを真似ることは、難しい問題で、人手不足で悩まれている農家さんは多いようです。
この、職人さんの技術、経験に少しでも近づけるために、IoTを導入して、問題解消に向けての取り組みを行っているそうです。
また、そういった取り組みはスタートアップ農家さんへの手助けとしても考えられているようで
普及が進めば、誰でも簡単においしいイチゴが作れる!?
それでも、職人さんの作るイチゴには敵わないみたいですけどね。
一粒450円するイチゴを作る農家さんがいらっしゃるようです。是非食べてみたい!

・Dooker/container
動画配信プラットフォームを提供している会社様が登壇してのセッション
24,365を実現するための仕組みであったり
冗長化の構成(サービス毎にDBを分けたり)については非常に勉強になりましたが
コストの問題とサービスの安定提供との兼ね合いを考えないといけないので
一概に導入ができるわけではないですね。

・ログをいい感じに
使い道の多いログデータですが、発生するデータ量も膨大で
データのマイニングや保管・管理には多くの技術者の頭を悩ませている問題ですよね。
このログの取り扱いについていい感じに運用する仕組みを聞いてきました。
(ここはうちの優秀な技術者たちに補足していただきます!)
某料理サイトのネームバリューもあったせいか、聞いたセッションの中では一番人が多かったです。ホールに入りきらなかった。。